日本ハム・新庄監督 打ち込まれた堀に苦言「むちゃくちゃ良い投手なのに」「悲しいというか歯がゆいというか」

 ブルペンから颯爽と電動スケーターで移動する新庄監督(撮影・持木克友)
 9回サムスン打線につかまり3失点の堀(撮影・持木克友)
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 「練習試合、日本ハム4-3サムスン」(23日、タピックスタジアム名護)

 日本ハム・新庄剛志監督が、堀瑞輝投手に苦言を呈した。この日は2軍メンバーが主体の試合のため采配は稲葉2軍監督に任せ、自身はベンチ裏で選手をチェックした。

 「最後、残念でしたね」とつぶやいたのは、九回にマウンドに上がった堀のことだ。左腕は4点リードで登板したが3安打を浴び、2四死球と制球力も乱して3失点を許した。指揮官は「きょうの投球を見せられたら。悲しいというか歯がゆいというか」と言葉を選びながら指摘した。

 21年に60試合登板で39ホールドとリリーバーとして輝かしい実績がある堀だが、直近2年は左肩痛の影響で結果を出せず。新庄監督は「堀君が中継ぎとして1軍にいる、いないで本当に層の厚さがすごく変わる。むちゃくちゃ良い投手なのに。それは自分でしか取り戻せないので。もう一回、見つめ直してやってもらいたいなと思います」。期待が大きいだけに、強い言葉で奮起を促した。

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