オリックス・東 仕上がり上々3回2安打0封 155キロを3度マーク「球速が落ちずに投げ切れた」
「オープン戦、オリックス1-1中日」(6日、京セラドーム大阪)
力強い球が次々とミットに突き刺さった。オープン戦初登板の東が3回2安打無失点。155キロを3度マークし「3イニングしっかり球速が落ちずに投げ切れたことが一番、自信につながった」と振り返った。
初回は中田にシンカーで空振り三振を奪い、三回も同じくシンカーで大島のバットに空を切った。「去年同様使っていけたら」とシーズンでも自らの武器を生かし、投球を組み立てていくつもりだ。
宮城、山下、田嶋、東の4本柱構想を立てていた中嶋監督はあえて「撤回します」と言及。調整具合やアピールも踏まえ「仕上がっているヤツに(先発枠に)行ってもらいます」と競争心をあおるような言葉を残した。
東は次戦で5イニング以上を投げることを想定。直球やチェンジアップの細かな精度を課題に挙げ「次の試合でちゃんと投げられたら」。開幕へ向け、ギアを上げていく。