巨人 台湾親善試合前に日本人監督3人が登壇 楽天・古久保健二監督は感慨「何かの縁なのかな」
巨人は1日、台湾・台北市内のホテルで「読売巨人軍90周年記念 台湾試合」の記者会見を開いた。
壇上には阿部慎之助監督、楽天モンキーズ・古久保健二監督、中信兄弟・平野恵一監督が登壇。古久保監督は「3人の監督が日本人で、それも監督就任1年目。これも何かの縁かな。そういうものかなと、深く感じます」と感慨深げに話した。
古久保監督は近鉄で捕手として活躍した。引退後は近鉄、中日、ヤクルトなどでコーチを歴任し、2022年シーズンから楽天モンキーズのヘッドコーチに就任。今季から1軍監督に昇格する。「巨人は小さい頃から憧れの球団。選手も自分もワクワクしている。とにかく持てる力を全力で出して、ぶつかっていきたい」と気を引き締めた。
また、平野監督は現役時代、オリックス、阪神で活躍した。引退後は阪神で1、2軍のコーチを歴任。2022年シーズンから打撃・内野総括コーチに就任し、ファームの野手発展ディレクターを経て1軍監督に昇格した。「読売ジャイアンツは伝統もありますし、素晴らしく強いチーム。私も阪神タイガースで戦っていましたし、学ぶこともたくさんあると思います」と対戦を心待ちにした。
巨人は球団創設90周年および台湾・台北ドームの開業を記念し、3月2日に中信兄弟、同3日に楽天モンキーズと親善試合を戦う。