元巨人投手の姜建銘氏が阿部監督、坂本らチームメートと再会 親善試合に「台湾にとっても大きな一歩」
巨人が1日、2、3日に予定される親善試合を前に、台湾・台北ドームで全体練習を行った。
練習中には台湾出身で、2005年途中から08年まで巨人に在籍した姜建銘(ジャン・チェンミン)氏ら来場。阿部監督や坂本、長野ら元チームメートとの再会を喜んだ。
姜建銘氏は「今年90周年の巨人軍が台湾に来て野球をやることは、台湾にとってもすごく大きな一歩だと思う」と感慨深げな様子。「これからも台湾の野球がどんどん盛り上がって、台湾、日本だけじゃなくて、世界中に広がってほしいです」と、台湾野球の発展に尽力していく考えだ。
今年3月からは台湾で、アマチュア野球の監督に就任した。将来的にはプロチームの監督を目指す考えで「これから監督になるために、いろいろ勉強しています」と説明。「監督で一番難しいのが投手起用。チャンスがあれば阿部監督と、いろいろと話したいことがあります」と語った。3日に楽天モンキーズ前には始球式を務める。
姜建銘氏は1軍で計27試合に登板し、5勝6敗、防御率3・20。06年は10試合に登板して3勝2敗、防御率1・61の好成績を残し、将来の“エース候補”と言われた。昨年5月には研修コーチとして来日。11月までジャイアンツ球場で研修活動を行った。