日本ハム・木田GM代行らが能登半島被災者へ募金活動「少しでも皆さんの生活を取り戻せるように」現役最後は独立L石川でプレー

 「教育リーグ、日本ハム-オイシックス」(1日、エスコンフィールド)

 試合前に両球団選手、関係者が能登半島地震被災者への義援金を募った。日本ハムからは木田GM代行、達、矢沢らが募金箱を手にファン一人一人に対応した。

 木田GM代行は昨年末に谷内コーチとともに石川を訪れたという。「(地震は)戻って来てすぐだった」と明かし、「いちばん最初に石川県にお世話になった人がたくさんいるので、安否が頭をよぎった。ああいう状況だったので連絡を取れる人、取れない人がいる中で、実際に大変な思いをしている人たちがいて、なんとか協力できることはしたいなとずっと思っています」と話した。

 現役最後の2013年、14年を独立リーグ・石川でプレーした。「2年しかいなかったけど、いろいろな人の優しさがあって、いろいろな人にお世話になって、野球を続けることができた。石川に行って、日本海の美しい景色や昔ながらの情緒あふれる町並みがたくさんあった。そういうものが崩れたところがたくさんある。完全に元に戻ることは、もうないのかもしれないけど、少しでも皆さんの生活を含めて取り戻せるように協力できたらいいなと思っています」と援助を誓った。

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