飛距離はフィルダー級で「バースより上かも」と高木豊氏、日本ハムの新助っ人・レイエスを評価

 高木豊氏
 1回、レイエスは右前に適時打を放つ(10日撮影)
2枚

 野球評論家の高木豊氏が12日、自身のYouTubeチャンネルを更新。日本ハムの春季キャンプを視察し、2人の新助っ人を評価した。4番候補のレイエスについて「半端ない。あの飛距離は」と仰天。「新庄監督は実戦で試すと話していた」とした上で「フィルダーとかバースくらいの飛距離を持っている。バースよりは上かもしれない」と期待した。

 飛距離だけでなく「デカくてパワーヒッターなんだけど、フリー打撃で広角に打つ。打率も思考の中にある。チームの対外試合を見ていて、『変化球が米国より多い。見極めが大切』と言っていた」とバットを振り回すだけでない姿にも感心。通訳を介して会話し、レイエスが「日本のホームラン記録を塗り替えるくらいやってみたい」と話していたと明かした。

 もう一人の新助っ人、「インテリかというような大学教授みたいな顔」というスティーブンソンについては、打撃についても「ポイントがしっかりしてミスショットがない。芯を外さず、ホームランよりもライナー性の当たりを確実に打つフリー打撃をしていた。この選手は確実に打つな。感じは悪くない」と好印象。いずれにせよ「打つか打たないかで順位に影響してくる」と日本ハムの浮沈の鍵を握る2人の活躍に注目した。

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