ソフトバンク・山川 “ホークス1号” ギータどすこい「見たい」で一緒に披露

 台湾チームとの練習試合の3回、勝ち越し2ランを放ち、ポーズをとる山川(左)
 台湾チームとの練習試合の3回、勝ち越し2ランを放つ山川
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 「練習試合、ソフトバンク11-4楽天モンキーズ」(24日、アイビースタジアム)

 ソフトバンクの山川穂高内野手(32)が、チームの対外試合1号を放った。今季初の対外試合となった台湾・楽天との練習試合で3打数2安打2打点。「甘い球が来たらしっかり打とうという意識。すごくうれしい」と納得の一発に喜んだ。

 同点の三回無死二塁で迎えた第2打席。甘く入った初球のスライダーを強振すると、打球は左翼ポール際芝生席の奥深くに飛び込んだ。自身の“ホークス1号”は決勝2ランとなった。

 ベンチ前に戻ると、二塁走者だった柳田から「見たい、見たい」と求められ、西武時代からおなじみの「どすこいポーズ」を一緒に披露。ファンを大いに喜ばせた。大声援を受け「球場のみんなと一つになって盛り上げるのはいいなと思って」を充実感に浸った。

 この日座った「4番」への意欲を再認識した一発にもなった。西武でも不動の4番打者として3度の本塁打王に輝いた。山川は「1年通して打ち続ければ、きっと4番というのがあるのかな」と活躍を誓う。試合後は室内練習場に向かい、「日々のルーティン」とマシン相手に約30分間、バットを振った。

 小久保監督は「相手投手のレベルではなく、一発目の試合で打てたらうれしいでしょうね」と目を細めた。11-4で逆転勝ちしたチームは、柳田や近藤、ウォーカーら新生強力打線が早くも躍動。山川はその中心を担う覚悟だ。

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