ソフトバンク 移籍後初アーチの山川穂高「球場のみんなと一緒になって」どすこいパフォ この日一番の歓声「緊張しました」

 台湾チームとの練習試合の3回、勝ち越し2ランを放つ山川
 台湾チームとの練習試合の3回、勝ち越し2ランを放ち、ポーズをとる山川(左)
 台湾チームとの練習試合の3回、勝ち越し2ランを放つ山川
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 「練習試合、ソフトバンク11-4楽天モンキーズ」(24日、アイビースタジアム)

 ソフトバンク・山川穂高内野手が移籍初試合で「4番・一塁」でスタメン出場し、第2打席で会心の一発を放った。

 三回裏、2点差を追いついた直後の無死二塁で左翼ポール際の芝生席最深部に特大のアーチを打ち込んだ。ダイヤモンドを一周してベンチに戻ると、二塁走者だった柳田と一緒に会心の「どすこい」パフォーマンスを決めた。山川は五回の打席でも左前打を放ち3打数2安打2打点をマークした。

 山川はパフォーマンスの披露について「ホームインした瞬間にギータ(柳田)さんが『どすこい見たい』って叫んでたので、一緒にやりました。打席に立っていても(味方)ベンチから『どすこい』と声が飛んできますし」と恥ずかしそうに振り返った。

 もともとは、かつてソフトバンクで活躍した松田宣浩氏の「熱男」を真似て始めたこと。「球場のみんなと一つになって盛り上がるのはいいなと思ったので、それで始めた。誰かに求められればやりますし、チームメイトに求められているでやりました」。チームの仲間はもちろん観客も大いに盛り上がった。この日の球場で一番の歓声を浴びたのは山川だった。

 「移籍後初試合。ちょっと緊張しました」

 様々な経緯を経てソフトバンク入りした主砲だったが、新天地でまた大きな一歩を踏み出した。

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