日本ハム・レイエス 来日初本塁打!新庄監督絶賛「良すぎて怖い」 バズーカ砲パフォーマンスも披露 

 「練習試合、楽天5-6日本ハム」(18日、金武町ベースボールスタジアム)

 バズーカ砲で打ち上げられたような打球は高く舞い上がり、なかなか最高到達点に達しなかった。ゆっくり下がった楽天の右翼・岡島は気付けば背後にフェンス。その上を越えて、外野芝生席で弾んだ。日本ハムの“メジャー108発助っ人”フランミル・レイエス外野手(28)=前ロイヤルズ=が、驚きの来日初本塁打だ。

 本人は「風にも助けられた」と苦笑い。二塁を回ったところで、右肩にバズーカ砲を担ぐポーズを披露した。インディアンス時代の19年から始めたもので「チームメートがベンチに向かって拳銃を打つパフォーマンスをしていた。僕にはそれが小さすぎるからバズーカで対抗しようと思って」と明かし、「毎回やります。僕のアイデンティティーなので」と宣言した。

 新庄監督は「広角に打てるし、選球眼もいい。良すぎて怖いくらい。だから2打席で代えたもん」と評価。それでも油断はしない。「オレが現役の時にもめちゃくちゃいた。そういう選手。今は『計算できるやん』。で、始まった瞬間、30打席ノーヒット?みたいなパティーン(パターン)もあるから」と笑った。

 ベンチではナインの名前を覚えて大声でエールを送る。練習態度も真面目。全力疾走も怠らない。今のところ優良助っ人の気配。この日は打撃手袋を変えてプレーしたが「いつでもかっこいい男でありたいから、すべてをきれいに、おしゃれにしているんだ」と言う。

 「レイエスのニックネーム知ってます。『モーレ』。書いといてください」と新庄監督。由来は米アニメで、実写版の映画化もされている「ファンタスティック・フォー」に登場する怪力男「ザ・シング」のスペイン語名「ラ・モーレ」だという。バズーカ砲を携えた「モーレ」が、大きな戦力になりそうだ。

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