巨人5番候補の大穴にドラ3佐々木と高木豊氏「将来的にジャイアンツを背負っていけると思ったら」筆頭候補は坂本

 野球評論家の高木豊氏が13日、自身のYouTubeチャンネルに新規投稿。今季巨人の打順について、4番の岡本和真の後を打つ5番打者を「現状は坂本しかいない。現状は一番の勝負強さといえば勇人」と予想した。

 巨人打線における5番の役割は「(4番の)岡本を生かすか殺すか」。後ろに勝負強い打者がいれば、岡本に対して厳しくコースをついて歩かせてもいいという攻めはできない。「岡本とも勝負しなければいけない」とバッテリーに思わせられるのが5番・坂本だという。

 現時点の巨人の戦力を考えると、1~3番は左打者ばかりになりそうで、右打者の坂本を3番に置きたくなるのもわかるという。とはいえ「坂本はホームランも打てるし、勝負強さもあるし率も残せるしマルチ」と岡本との相乗効果は大きい。

 ほかに5番候補としては「大城の状態がよければ」としたが、まずは捕手の仕事を優先。ドラフト3位・佐々木俊輔外野手(日立製作所)については「将来的にこの選手がジャイアンツを背負っていくなと思ったら可能性はある。だってその選手のルーキーの開幕はその年しかない。そのドラマを描くかもわからない」と予想した。

 外野は梶谷や丸、新外国人のオドーア、秋広との超ハイレベルな競争を勝ち抜くのが条件ではあるが、高木氏は阿部監督の新人時代を回顧。当時の原ヘッドコーチが長嶋監督に「ルーキーの開幕は一生に一度。阿部でいってください」と進言し、開幕スタメンが決まったという。

 「それは伝え聞いて阿部監督もわかっている」とし、「よっぽどでないと開幕スタメンは取れない。巨人の堂々たるレギュラーでチームをけん引していける選手になれる素材なのかが問われる」と佐々木の今後に期待した。

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