ヤクルト・村上が「リベンジ」の思いに込めた2つの思いとは チーム青木のオリジナル帽子に青木も「これは(誰にも)やれない」と感謝
ヤクルトの青木宣親外野手が17日、故郷の宮崎県日向市内で自主トレを公開。後輩8人を連れた長として助言を惜しみなく送っており、おそろいのTシャツ&帽子には感謝した。
TEAM AOKIと胸元に大きく入ったおそろいのTシャツ、愛らしい青木の似顔絵が刺繍された帽子で仲間と練習に取り組んだ。この“お揃いコーデ”に青木は、「(作ったのは)むね(村上)、むね。チーム青木って書いてあって、作っているのは俺じゃないんだよ。むねがお金出してくれているし」と後輩からの粋なプレゼントに笑顔。
またデザインに関しても村上が考案したことを明かし、「センスあるんだよ。欲しいっていう人がいるんだけど、これはやれないっていう話で。チーム青木しかダメだって」と言葉からもうれしさがにじんだ。
このデザインには村上の特別な思いも込められていた。今年から長岡や並木ら新しい選手も参加し、総勢9人の大所帯となったチーム青木。今年で参加して6年目となる村上は「人数も増えているので、一体感を出す意味じゃないですけど、先頭は青木さんなんで」と改めて師匠への思いを明かした。
そして「より一層一丸となれるようにじゃないですけど、同じ方向に向いてやれればという思いでやりました」とし、「帽子はこだわりました。リベンジって書いています。21年1月、日向に来たときにコロナで2日くらいしか練習ができなかったので、そのリベンジと去年5位だったので、今年、優勝、日本一になりたいなというリベンジをかけた」と意図も説明した。