楽天・松井「やばいなと」 帰省中に能登半島地震で被災 「僕は野球で頑張ることしかできない」

 地元の石川県穴水町に帰省中に能登半島地震で被災した楽天・松井友飛投手(24)が10日、自主トレを行っている楽天モバイルパーク宮城で報道陣に対応。発生当時の状況を語った。

 震度6強の揺れに襲われた松井。幸い自宅に大きな被害はなかったが「やばいなと思った」と話すように、外の道路は地割れを起こし、街中の建物が倒壊。停電や断水も発生し「自分の住んでいた街と思えないような感じ」と変わり果てた故郷の姿にショックを受けた。

 右腕は4日に仙台へ戻りトレーニングを再開。9日にはチームメートで、同じ石川県出身の島内らと災害義援金を寄付した。「僕は野球で頑張ることしかできないので、野球を頑張りたい」。いまだ心配は尽きないが、自らの仕事を全うする。

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