ソフトバンク・王会長 山川獲得への批判に言及「挽回するチャンスを与えてやるべき」バックアップ約束「ハッパをかけながら」

 ソフトバンクの王貞治球団会長が5日、新戦力で獲得した山川穂高内野手について言及した。球団の仕事始めに合わせて行われた鏡開きを終えた後に取材に応じた。

 王会長は「いろいろと批判をいただきましたけど、我々としてはやはり、野球界で生きていける力を持ってる人がその世界で生きられないような世界を作っちゃいけないと思う。かなり社会的な制裁を受けて、本人もかなり反省していることですし、それを挽回するチャンスを与えてやるべきだと思います」と持論を述べた。

 ソフトバンクは今季、4年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指す。その大きな戦力となることも当然期待している。「うちは左バッターばかり。そこへ右打者で、ホームラン王3回の山川君が入ってくれるチャンスがあったら、それを手にするのは当然のことだと思う。入って、彼にはいろいろハッパをかけながら、頑張ってもらおうと思ってます」と力強いバックアップも約束した。

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