楽天 安楽パワハラ問題で再発防止策を発表 森井球団社長「二度と起こさないよう」年2回のアンケート&研修の実施
楽天は15日、「東北楽天ゴールデンイーグルス ハラスメント再発防止策」を制定したことを発表した。チームは安楽智大投手のパワハラ問題について行われた会見で再発防止に取り組む考えを示していた。
発表された施策は以下の通り。
①定期的な面談の実施。
チーム全員を対象に、年に2回、定期的な「面談」を行う。
②アンケート調査実施による実態把握。
チーム全員を対象に、年に1回、定期的な「アンケート調査」を行い、球団としてチームの実態把握に努める。
③ハラスメント研修の実施。
チーム全員を対象に、年に1回、定期的な「ハラスメント研修」を行い、ハラスメントに対する正しい理解を促し、ハラスメント防止に向けた啓発に取り組む。
④ハラスメント相談窓口の設置とその周知。
チーム内において、ハラスメント行為が生じ、又は生じるおそれがあることを認知した場合に通報・相談ができる「ハラスメント相談窓口」を設置。(既に2023年11月29日に設置済み)また、チームエリア内でのポスター掲出、選手個人への携帯カードの配布により、「ハラスメント相談窓口」を周知。
森井誠之球団社長(49)は球団を通じ「同じことを二度と起こさないよう、この再発防止策を実施していくことはもちろんですが、日ごろから球団としてコミュニケーションをしっかり取り、選手やスタッフも含め、意見を言い合える環境づくりに努めてまいります」とコメントした。