ＤｅＮＡの森原康平投手（３１）が２３日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、２２００万増の５７００万円でサインした（金額は推定）。

　ＤｅＮＡに移籍して２年目の今シーズンは、４６試合に登板し２勝１敗、防御率２・３２と結果を残した。シーズン終盤には守護神を任され１７セーブも記録。安定した投球でチームを支えてきた。

　球団からは「シーズン通してよく働いてくれた」とねぎらいの言葉をもらったというが、森原は満足できなかった様子。「ある程度できたけど、試合数は少ない。２回離脱したので、年間で帯同して投げたい」と意気込み、最低目標には「５０試合以上は投げたい」と掲げた。

　また来年からはソフトバンクから同学年の森が新加入することが決まっている。「同級生がくるのはうれしい。僕よりも実績を残している。何を考えながら投げているのかを聞きたい」と共闘を目指し、来季のポジションについても守護神を狙っていく覚悟。「監督が決めることなので、アピールはするし、キャンプ、オープン戦と準備してアピールしていきたい」と話した。