侍・佐藤輝 調子「いい」3戦連続安打 井端監督も復調確信「最後いい感じで上がり出した」
「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ、オーストラリア代表0-10日本代表」(18日、東京ドーム)
侍ジャパンがオーストラリア代表にコールド勝ち、無傷の3連勝で1位通過を決めた。
復調気配を漂わせ、大一番の舞台に立つ。阪神・佐藤輝明内野手が「5番・DH」でスタメン出場し、3試合連続安打をマークした。
五回先頭、右腕のラバーティの初球・チェンジアップを捉えて右前打を放った。最終打席となった八回無死一塁では2ボールから強振し、場内がどよめくほど高々と舞い上がる中飛。3試合で13打数3安打、打率・231。好機での凡打が目立ち4三振を喫しているが、「(調子は)いいですね」とうなずく。
状態を上げさせることを目的にDHで起用した井端監督は「打球は最後いい感じで上がり出した。(決勝では)1打席目から今日の最後の打席のようなスイングになってくれば違った結果になってくる」と復調を確信。佐藤輝も「(DHで打席に立てて)よかったです」と感謝した。
「頑張ります」と短い言葉に思いを込めた背番号8。リーグ優勝、日本一をつかんだ輝かしい2023年を有終の美で飾ってみせる。





