侍ジャパン 1次リーグ3試合は犠打ゼロ 井端監督「意図的でやらないということではない」

 8回コールドで3連勝し、スタンドの声援に応える井端監督(撮影・伊藤笙子)
 7回、一塁の判定を巡るリクエスト協議中、キャンベル(左)と会話する佐藤輝(右)と亀井外野守備走塁コーチ(撮影・伊藤笙子)
 始球式を務めた鈴木かのんさんとグータッチする森下(撮影・伊藤笙子)
3枚

 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ、オーストラリア代表0-10日本代表」(18日、東京ドーム)

 日本がオーストラリアに8回コールドで完勝して3連勝を飾った。先発の早川が、5回を完全投球。スタメンを入れ替えた打線は13安打10得点と火を吹いた。

 井端弘和監督は、無傷での決勝(19日)進出に「ひとまず一安心。選手全員がこの予選で出ることができて、非常にいい経験になったと思う」と収穫を口にした。また「もう少しいい形での得点が理想だったと思うけど、つながることはしっかりつながった」と小園、藤原ら“2000年世代”の活躍に目を細めた。

 1次リーグ3試合では、犠打が0に終わった。井端監督はこの日も「(2番)岡林選手が出たところで、(3番)小園選手に関してはほとんど考えていなかった」とした上で「走者が出たら送ろうと考えたケースはあったが、先頭打者が出なかった」と理由を説明。「意図的にやらないということは全くない。やろうとしたことはありました」と明かした。

 この日も、不成功ながら重盗をしかけるなど、積極性とつなぎの野球を臨機応変に使い分ける指揮官。「出たらバントと思ったケースはあったが、出なかったので。終盤以降は点が開いた。イメージでは、ここで競っていたらバントというのはあった」と話していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス