楽天 今季中継ぎで飛躍の内が先発志願 「先発に向けての練習をオフにやらせていただく」

 今季中継ぎとしてブレークした、楽天・内星龍投手(21)が3日、来季先発挑戦の考えを今江監督に伝えたことを明かした。

 内は「最終的な目標として(先発を)やりたい。『中継ぎをもう一回やってくれ』と言われたらやります」とチーム状況も鑑みながら「先発に向けての練習をオフにやらせていただくと伝えました」と語った。

 3年目の今季は4月にプロ初登板を果たすと、そこからリリーフの一角としてフル回転。53試合の登板で4勝2敗7ホールド、防御率は2・28という成績だった。

 「1年間投げられたことで体力としても来年も不安はない」とフレッシュな右腕。ただ、先発としての経験はまだなく「その自信は正直ない。先発をやる体力をもっと鍛えたい」と走り込みを含めた、トレーニングに励む考えだ。

 追いかける存在と同じ道を歩みたい。投球フォームを参考にするなど、憧れを抱いているオリックス・山本も中継ぎから先発に転向した経緯を持つ。「中継ぎの経験があったから、先発がいいようにできたと言ってもらえるのが一番うれしい」と今季得た経験値を生かしていく。

 ただ、チームとしては、守護神の松井裕がすでに海外FA権行使を表明するなど、中継ぎ陣の陣容が不透明だ。若き右腕は「来年任されたところをしっかりやりたい。現実を見ていきたい」と冷静に語った。

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