完全アウェー上等!オリたちがついている 甲子園左翼の3ブロックで少数精鋭応援 ファン「もう少しビジター専用席を」
「SMBC日本シリーズ2023、阪神タイガース4-5オリックス・バファローズ」(31日、甲子園球場)
9年ぶりに甲子園で日本シリーズが開催されたが、阪神は地の利を生かせず、甲子園3連戦の初戦を取ることができなかった。これで1勝2敗となり、オリックスにリードを許した。シリーズ中は、59年ぶりとなる関西シリーズの周辺や裏側を探る企画をお届けする。甲子園に乗り込んだオリックスファンは左翼スタンド上部の一角から熱い声援を送った。
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オリックスファンにとって甲子園は圧倒的数的不利な状況となった。ただ、在阪球団としての“意地”も垣間見えた。
甲子園ではレギュラーシーズン同様、左翼上段の2ブロックがビジター専用応援席。CSファイナルSでの広島ファンはその枠内にピッタリ収まる形となり、SNS上では少なすぎる鯉党の姿が話題となった。今回のオリックスファンは同席の左翼ポール側に約1ブロック分プラスで占拠。スタンド全体の9割5分以上が阪神ファンの中、わずかながら“援軍”が加わった。
日本シリーズ第1戦、第2戦が行われた京セラドームでは、オリックスが一塁側の席のチケットに「バファローズ」という文字を表記し、両軍ファンを一塁側と三塁側で五分五分に分断。ホーム側への虎党の浸食は免れたものの、左翼外野席は黄色で埋め尽くされていた。
オリックスファンで交流戦でも甲子園に訪れたビジター専用応援席に座る39歳男性は「せっかくの関西シリーズなのでもう少しビジター専用席を拡大してほしかった」と率直な心境を吐露。同席もチケットの確保が困難だったといい、普段見かける常連のファンも散らばる形となった。完全アウェーな環境だが、「声量で張り合うしかない」と気合。“少数精鋭”で虎の大応援団に立ち向かう。





