オリックス1位・横山 高校生野手屈指の強肩「自信持ってやっていきたい」

 オリックスから1位指名を受け、新聞委員会が発行した号外を手に笑顔を見せる上田西の横山聖哉
 オリックスから1位指名を受け、号外を発行した新聞委員会の生徒と笑顔を見せる上田西・横山
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 「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)

 オリックスから1位指名された横山聖哉内野手(17)=上田西=は室内練習場でチームメートと指名を待った。「甲子園が決まったときくらい喜んでくれた」という仲間を見て、自らも目を潤ませながら記者会見に臨んだ。

 高校生野手ではトップレベルのポテンシャルを持つ。強肩で守備は一級品。打撃でも「ライナーで外野を抜けていくような長打が持ち味」と181センチ、85キロの体格を生かし、力強い打球を飛ばす。

 元オリックスで米大リーグ、レッドソックスに所属する吉田の打撃フォームを動画で見てまねしてきたという。守備では同じ遊撃手の西武・源田とソフトバンク・今宮を目標に掲げ「肩はプロでも自信を持ってやっていきたい」と力を込めた。

 ◆横山聖哉(よこやま・せいや)2005年10月28日生まれ、17歳。長野県上田市出身。181センチ、85キロ。右投げ左打ち、遊撃手。南小2年から上田リーグで野球を始め、上田市立第四中では上田シニアでプレー。上田西では1年春からベンチ入りし、3年夏に甲子園に出場。50メートル走6秒3、遠投120メートル。

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