日本ハムの新庄剛志監督（５１）がドラフトのくじ引きに自信を見せた。２５日、東京都内でスカウト会議を開催。１位選手は公表しなかったが、青学大・常広羽也斗投手（２２）に決めた様子。競合になることは確定的だが、新庄監督は「あとは生まれ持った僕の強運の右手がどう引くか」と自信をにじませた。

　黄金の右腕で、金の卵を引き当てる。シーズン最終戦直後には「くじ運あんまり良くないんですよね」と話していた新庄監督。この日になって「さっき（会議で）話し合いしていたら、いいのが降りてきた。ミリオネアで取ったときの感じのがぽんと降りてきて」と自信の笑顔を見せた。

　新庄監督は０４年に「クイズミリオネア」に出演。最後の２問を鉛筆を転がして的中させ、１０００万円を獲得した。当時の感覚が「降りてきた」という。

　さらに０５年に「オーラの泉」に出演したエピソードを披露。「江原（啓之）さんと美輪（明宏）さんが、俺の右手から金粉が１８メートル出てるって」とニヤリ。お墨付きの右腕でくじを引き当てる思いだ。

　１位指名する選手について、「決めたけど帰って映像とか見て、変わるかもしれないので、明日まで分からない」と明かす。その特徴を「フォアボールは出さないだろうなという投げ方もしてますし、テンポも速いし。ゲームを作ってくれそう」と説明した。

　外れ１位の話題には「してないです。してた、かな？あんま聞いてなかったですね。外れないもん」と自信満々。当たりくじを引いたシーンを思い浮かべて「めっちゃ喜ぶ。４メートルくらい跳び上がる」とガッツポーズを披露した。