オリックス・杉本がMVP!も本人不在で異例のセレモニー 中嶋監督は苦笑い 八回の打席で足を負傷し途中交代
「CSパ・ファイナルS・第4戦、オリックス・バファローズ3-2千葉ロッテマリーンズ」(21日、京セラドーム大阪)
ファイナルSのMVPにはオリックスの杉本裕太郎外野手が選出された。
今シリーズでは14打数6安打3打点、打率・429をマーク。2021年以来、2度目のCSMVPに輝いた。
だが杉本は八回の打席で足を痛め途中交代。沢田の投球を捉えた打球は三遊間に飛び、杉本は内野安打を狙って打席から駆け出したが、すぐに跳ね上がるようなしぐさを見せて減速。一塁に到達することなくベンチに下がった。
試合後のセレモニーに参加できず、石川亮が代わりに賞金のボードを受け取った。中嶋監督も思わず苦笑い。本人不在の中、異例のセレモニーになった。
昨年は日本シリーズでMVPを獲得し、チームの日本一に大きく貢献した杉本。ポストシーズンの舞台では3年連続のMVP獲得と短期決戦で強さを発揮してきた。それだけに28日から始まる阪神との関西シリーズへ、その状態が気がかりだ。




