日本ハム“台湾の宝”孫易磊が入団会見「勝利に貢献したい」稲葉GM「世界で戦えるピッチャーに」育成4年契約、背番号196
日本ハムは16日、台湾・台北市内でU18台湾代表のエース孫易磊(スン・イーレイ)投手(18)=中国文化大=の入団会見を行った。育成で4年契約、契約金7500万円、年俸600万円(金額は推定)。背番号は196に決まった。
孫易磊は野手から投手に転向して約2年で9月のU18W杯では台湾のエースとして投げるほどに成長。MAX156キロの直球は新庄監督も「素晴らしいっすよね。一目ぼれするぐらいのボールを投げていたので、期待したい」と絶賛していた。
会見に同席した稲葉GMは「彼が高校2年生の時から、ファイターズの国際スカウトが注目をしておりました。私も実際に今年9月のアンダー18の大会で初めて見ました。今年の春から投手として急激に力をつけてきているという報告を受けていましたが、実際に見てすごいストレートを投げていましたし、マウンド度胸もあり、本当に素晴らしいピッチャーだと思いました。孫投手は台湾の宝です。大切にしっかりと育て、将来的に世界で戦えるようなピッチャーになると期待しています」とコメント。
孫易磊は「稲葉GMから『台湾の宝』と言っていただき、本当にうれしいです。ファイターズというチームからオファーが来てうれしい気持ちでした。このような記者会見を開くことは小さいころからの夢でしたが、今はすごく緊張しています。ファイターズは高校2年のころから注目してもらっていましたし、自分だけでなく自分の家族にも丁寧に説明してくれたことが印象に残っていますし、温かく感じました。一生懸命頑張って早く支配下登録の選手になりたいです。チームの勝利のために貢献したい気持ちが強いです」とコメントした。





