大商大が4季連続25度目のリーグ制覇 今秋ドラフト候補の両投手が好投

 優勝し、マウンドに集まる大商大ナイン
 五回、好投を見せる高太一投手(右から2人目)を出迎える上田大河投手(左から3人目)
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 「関西六大学野球、大商大3-1大経大」(16日、マイネットスタジアム皇子山)

 勝った方が優勝となる一戦に大商大が勝利し、4季連続25回目の優勝を飾った。

 先発は15日に9回途中1失点の好投を見せた、今秋ドラフト上位候補の上田大河投手(4年・大商大高)。前日に124球を投じた影響で本来の投球とはいかず、初回は2死満塁、二回は1死一、二塁のピンチを招く。それでも4つの三振を奪うなど2回4安打無失点の力投でマウンドを降りた。

 三回からは同じく今秋ドラフト候補の高太一投手(4年・広陵)が登板。七回に暴投で1点を失うも7回5安打、1失点の好投で流れを渡さなかった。

 打線は初回、大学日本代表に選出されている4番・渡部征弥外野手(3年・広陵)の左前適時打で先制に成功するなどこの回3得点。序盤に主導権を握り、最後まで離さなかった。

 大経大は初戦を勝利し、07年秋以来16年ぶりの優勝が目の前だったが、あと一歩及ばなかった。阪神や侍ジャパンなどでコーチを歴任し、今冬から監督と務める高代延博監督(69)は春に続き2季連続2位となった。

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