巨人異例“隠密”ドラフト 1位指名の最終決定は会議2日前 水野スカウト部長「より慎重に行かないと」

 巨人の水野雄仁スカウト部長(58)が9日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた入団テストを視察。今年のドラフト1位指名選手の公表有無と、最終決定を異例となる会議2日前の24日まで持ち越す方針であることを明かした。

 例年とは異なるドラフト戦略で臨む。昨年はドラフトの約3週間前に浅野の指名を実質的に公表し、チームに迎え入れた。その中で水野氏は「今年は昨年のような発表は全くできないと思っている。直前まで視察を重ねる」と先を見据えた。

 今年のドラフト候補は大学生に好投手がズラリ。実力も拮抗(きっこう)しており、指名を公表している球団も現時点ではない。各球団が他球団の出方がうかがっているとみられ、同氏は「より慎重に行かないと良いドラフトにならないかなとは思っている」と力を込めた。

 今後、阿部新監督も交えて、候補選手をさらに絞り込んでいく予定。支配下では5~6人の指名を見込んでいる。

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