ロッテ 佐々木朗希CS先発あるぞ 吉井監督が言及「いけないことはない」

 パ・リーグ残り1枠のCS進出が懸かる9日の楽天-ロッテ最終戦(楽天モバイル)は雨天中止となり、10日に順延された。ロッテ・吉井理人監督(58)は、発熱のため9月24日に特例「2023」で出場選手登録を抹消されたロッテ・佐々木朗希投手(21)について、14日に開幕するCSに進出した際の先発の可能性に「いけないことはない」と話した。

 佐々木朗は今回の遠征に登録抹消後、初めて帯同。この日はキャッチボールを行った後、ブルペン入りした。投げられる状態まで回復はしているものの、指揮官は「やっと投げられるようになったって感じ。本人の中で頭と体が一致してないと思う」と慎重な姿勢。それでも14日に開幕するCSに進出した際の先発起用については「いけないことはないと思う。(10日の)様子見てからかなと思います」と話した。

 右腕は9月24日・ソフトバンク戦で先発が予定されていたが、発熱のため急きょ登板を回避し、出場選手登録を抹消された。同30日・西武戦の試合前練習から1軍に再合流。指揮官の「投手は体調が戻ったからと言ってすぐにというわけにはいかない」という考えの下、慎重に調整を進めてきた。

 10月1日には初めて報道陣の前でキャッチボールを再開。指揮官は「まだ体力は回復していない。もう少しかかる。彼の感覚と心のスイッチ。こっちは背中を押そうと思っている」と話していた。

 現状、CSでの復帰は見通しは立っていないようだ。ただ、ファーストSに間に合わなくても、そこを勝ち抜けば18日から始まるファイナルSがある。まずは10日の楽天戦でのCS進出決定が大前提だが、ポストシーズンで勝ち進めば“令和の怪物”の力が求められる時は来る。

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