パ・リーグは９日にレギュラーシーズン最終戦を迎え、３位・ロッテと４位・楽天が残り１枠のＣＳ進出を懸け、午後２時から楽天モバイルパーク宮城で直接対決する。ロッテは引き分け以上、楽天は勝利のみＣＳ出場。先発するロッテ・小島和哉投手（２７）は８日、チームをＣＳに導く好投を誓った。

　今季の開幕投手も務めた左腕が、負けられない今季最終戦でもマウンドに立つ。「総力戦になると思うので、できるだけ最初から飛ばしていけたら。しっかり頑張らないといけない」と力を込めた。

　今季は９勝６敗、防御率３・６３。１年間、ローテを支え、チームトップの１５１回１／３を投げてきた。引き分け以上でＣＳ進出が決まる一戦に向け、「運良く最初と最後を投げさせてもらう形になる。期待してもらってると思う方が頑張れる」と覚悟は決まっている。

　２位・ソフトバンクは９日はナイターでオリックス戦（京セラ）に臨む。ロッテが勝ち、ソフトバンクが負けた場合は２、３位が入れ替わる。「内容はどうでもいいので、勝って終われるようにしたい」と小島。渾身（こんしん）の投球で、まずはチーム２年ぶりのＣＳ進出へ導く。