「東北楽天ゴールデンイーグルス９－５オリックス・バファローズ」（２８日、楽天モバイルパーク）

　オリックスが阿部の乱調で逆転負けを喫した。

　二回２死一、二塁から野口が左翼ポール際に２号３ランを放ち、先制。しかし、東が二回に鈴木大からソロ被弾。三回には２点を取られ、同点とされた。五回は小郷に勝ち越し適時二塁打を浴びた。

　ただ、打線が奮起。六回にゴンザレスが同点打、七回には福田が勝ち越し打を放った。

　だが、１点リードの八回に登板した阿部が誤算だった。２安打１四球で無死満塁のピンチを背負うと、岡島に同点適時打を浴び、辰己には勝ち越し犠飛を許した。なおも四球と犠飛で追加点を奪われるなど、３安打２四球５失点で降板となった。

　チームでは２７日に胴上げ投手の山崎颯が左腸腰筋の筋損傷で登録抹消となっており、救援陣に不安が残る結果となった。