中日が執念の逆転勝利で借金「30」&最速80敗回避 六回に一挙6得点で逆転 引退の堂上も好守で同点阻止

 神宮球場での今季最終戦を勝利で飾り、引き揚げる立浪監督(撮影・佐藤厚)
 6回、岡林は右線に走者一掃の3点適時三塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
 対ヤクルト今季最終戦の先発マウンドに立つ小笠原(撮影・佐藤厚)
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 「東京ヤクルトスワローズ8-9中日ドラゴンズ」(21日、神宮球場)

 中日が逆転勝利で借金「30」&両リーグ最速となる80敗到達を阻止。最下位脱出へ、5位・ヤクルトに1・5ゲーム差と迫った。

 先発の小笠原が4回7失点でKO。ベンチには重苦しいムードが漂ったが、ナインはあきらめなかった。4点を追う六回、2死一、二塁から木下が右中間を真っ二つに破る2点二塁打を放った。さらに村松も中前適時打を放って1点差。ここでサイスニードをKOすると、岡林が代わった木沢から走者一掃の逆転3点三塁打を放って試合をひっくり返した。

 ヤクルトもその直後、1点差に迫りなおも1死二塁から山田が三遊間へ痛烈な打球を放った。だが今季限りで現役を引退する堂上が横っ跳びでキャッチし、すぐさま一塁へ送球。抜けていれば同点の可能性もあったが、スーパープレーでリードを守った。

 この1点を必死の継投で守り切り、最後は藤嶋が締めた。試合後に神宮のスタンドへチームがあいさつへ向かうと、「堂上コール」が沸き起こり、思わずベテランも笑みを浮かべた。

 2番手で五回の1イニングを無失点に抑えた橋本がプロ初勝利。ヒーローインタビューでは「野手の方が逆転してくれたので」と語り、ウイニングボールを手に「これからもチームの勝利に貢献できるように頑張ります」と力を込めた。敗れれば不名誉な記録がついてまわる中、ナインが意地を見せた。

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