ロッテ・沢村 ほえた!復帰後初セーブ「チームが勝つことだけ考えて」
「埼玉西武ライオンズ1-2千葉ロッテマリーンズ」(18日、ベルーナドーム)
ブルペンの大黒柱がリードを守り切った。ロッテ・沢村が可逆性脳血管攣縮(れんしゅく)症候群からの復帰後、4登板目で初セーブ。「役割があるので、目の前の瞬間の物事に集中するようにしています」と真っすぐな目で語った。
友杉の好走塁で大きな1点を奪った直後、延長十二回のマウンドから登板。緊張の場面だったが、わずか9球で三者凡退で仕留め、しっかりとリードを守り切った。
「チームとしてやっているので、チームが勝つことだけ考えてやってます」。頼もしいベテランの強気の投球で、今季の西武戦を勝ち越しで締めくくった。19日からは、首位・オリックスとの直接対決。敵地へ乗り込み、胴上げを阻止する。