ロッテ・佐々木朗希 CS出場へ帰ってきた 3回1失点「けがなく投げ終えて、それが一番」

 「千葉ロッテマリーンズ0-2オリックス・バファローズ」(10日、ZOZOマリンスタジアム)

 48日ぶりに帰ってきた“令和の怪物”に、満員御礼のスタンドから大歓声が降り注いだ。左内腹斜筋損傷で7月25日から戦列を離れていたロッテ・佐々木朗希投手(21)が復帰登板し、3回45球を2安打1失点。「まずはけがなく投げ終えて、それが一番」とうなずいた。

 豪腕から繰り出される直球は、何度も160キロを超えた。初回、佐野皓の2球目にいきなり160キロ。2死三塁からは、森の打席でこの日最速の161キロをマークした。だが、6球目の160キロ直球をしぶとく左前に運ばれ先制点を献上。マウンドでは一瞬、表情に悔しさがにじんだ。

 二回には、先頭・杉本に四球を与えたが、紅林はフォークで空振り三振。回復具合を慎重に見極めるため、三回で早めの降板となったが「今日は今日なりの最低限というか、それなりのボールは投げられた」と、今後は完全復活へ歩みを進める。

 9日に引き続き、米大リーグ・ヤンキースのキャッシュマンGMが熱視線を送った。高校時代から熱望しているメジャーリーグ。憧れを抱き続けている世界へアピールした。

 吉井監督が「順調だと思います」と評する投球を披露したが、打線が沈黙し、チームは4連敗。4位・楽天に3ゲーム差と詰め寄られたが、復帰した若きエースがCS出場へ導く。

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