U18日本 コールド発進 馬淵監督「勝ててよかった」先発・東恩納が2回無安打無失点

 スペイン戦に先発した東恩納(共同)
 スペイン戦の2回、生還し、笑顔を見せる丸田(共同)
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 「U18W杯・1次リーグ、日本代表10-0スペイン代表」(1日、台北)

 初優勝を目指す1次リーグB組の日本は初戦でスペインと対戦し、10-0で六回途中コールドゲームで大勝した。初回に森田大翔内野手(履正社)が先制の犠飛を放つなど3点を奪うと、二回には5点を追加し主導権を握った。先発した東恩納蒼投手(沖縄尚学)は2回無安打無失点と好投。日本と同じB組で、前回優勝の米国はオランダを2-1で下した。

 大事な初戦。それぞれが役割を果たし、序盤から優位に試合を進めた。初回からスペインに襲いかかった。

 初回、1、2番が連続四球をもぎ取ると、3番・丸田が一塁へ犠打を決めて1死二、三塁に。いきなり巡ってきた好機を逃さない。ここで4番・森田がきっちりと中犠飛を放って、先制点を奪った。

 その後もチャンスは続いた。2死一、二塁で尾形が放った飛球を相手遊撃手が落球し、2点目の走者が生還。さらに、2死一、三塁では、緒方が右前適時打を放ってこの回一挙3得点。主導権を握った。

 足でもかき回した。3-0の二回、先頭の橋本が四球で出塁するとすぐさま二盗。捕手の悪送球で、一気に三塁まで進塁した。続く寺地が中堅への適時三塁打を放つなど、一気に5得点。さらに積極的に盗塁を仕掛けて、機動力を絡める日本らしい野球を展開。スペインにプレッシャーをかけ続けた。

 日本で駒大と練習試合を行った際には、馬淵監督は「下位がしぶとくやってくれるので手応えはある」と話していた。打者陣だけはなく、先発の東恩納は圧巻の投球を披露。2回無安打無失点1四球と隙を見せなかった。初戦のマウンドで期待に応えた。

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