ロッテ 和田が「走」と「打」で大活躍 勝ち越しのホーム踏み「止めても行こうと思いました」

 勝利に貢献し、お立ち台に向かう和田(撮影・伊藤笙子)
 8回、ライトへ適時打を放つ和田(撮影・伊藤笙子)
 7回、ロドリゲスの暴投で一気に本塁に生還した二走・和田(撮影・伊藤笙子)
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 「千葉ロッテマリーンズ6-4北海道日本ハムファイターズ」(31日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの和田康士朗外野手が、俊足とバットで勝利を決めた。「(足は)一番の強みだと思うので、そこが生かされた。打っての貢献は初めてくらいの感覚なので、違ったうれしさがあった」と振り返った。

 同点の七回、無死一塁から一走・山口の代走として和田が登場した。まずは、岡への4球目で、悠々と二盗。さらには7球目が暴投となり、高く跳ねた隙に一気に二塁から本塁を陥れた。「(暴投が跳ねて)あれだけ高く上がったので、上がった瞬間にホームに行こうと思った。(コーチが)止めても行こうと思いました」と自信満々に話した。

 さらに1点リードの八回には「打」で貢献。2死三塁からポランコが申告敬遠され、2死一、三塁の絶好機で打った。「(ポランコが)敬遠されて悔しかったので、初球で決めてやろうと」と、思惑通りに初球を一振り。右前適時打とし、追加点を奪った。

 吉井監督は和田の活躍を「あれが大きかった。スピードはやっぱり武器だと思う。今年は結構バッティングも力を入れて練習しているので、ちょっとずつですけど良くなっている」と評価した。

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