ロッテ・種市 首位・オリックスにのまれた リード守れず4失点5敗目

 「オリックス・バファローズ4-3千葉ロッテマリーンズ」(25日、京セラドーム大阪)

 114球の粘投も首位・オリックスの勢いにのまれた。11勝目を狙ったロッテ・種市篤暉投手は5回2/3を9安打4失点。自己最速の155キロをマークするも、今季5敗目を喫し「全体的に変化球が高かった。試合中に修正できればよかった」と反省した。

 新球種のツーシームを織り交ぜながら、四回まで無失点。だが、制球が安定せず、五回からは2イニング連続で先頭を四球で歩かせた。2点リードの六回には、四球と4安打などで逆転を許し降板となった。

 吉井監督は「変化球がうまくいってなかった」としながらも「こういう試合でしっかり投げられる投手になってほしい」とエースへ期待を込めた。ゲーム差は今季最大の9・5に。マジック点灯阻止へ、もう負けられない。

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