広島に連敗のDeNA三浦監督言葉絞り出す「全員で必死にやっていくしかない」 23イニングぶりに得点も続かず

 ベンチで渋い表情の三浦監督(撮影・金田祐二)
 6回、代打・田中に押し出し死球を与えた浜口を交代させる三浦監督(撮影・金田祐二)
 冴えない表情で試合を見る山崎と浜口(撮影・金田祐二)
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 「横浜DeNAベイスターズ2-5広島東洋カープ」(23日、横浜スタジアム)

 DeNAが2位・広島に連敗で、またも貯金は「0」。2位とのゲーム差も「8」に広がった。

 先発・浜口は最少失点に抑えながら、粘りの投球を続けた。2点を追う三回には、2死一塁から佐野が同点に追いつく11号2ランを記録。主将の意地の一撃で試合を振り出しに戻したが、六回だ。味方の守備のミスもあり、2死満塁のピンチを背負うと、浜口は代打・田中にフルカウントから押し出しの四球を献上。七回には山崎が3連打を食らうなど、2失点で試合は決した。

 試合後の三浦監督は、六回に許した決勝点の場面について「細かいミスが結果的に痛い失点につながっていますからね」と振り返り、先発・浜口に対しては「1点ずつで踏ん張りながらも、最後の2死からの押し出しはもったいなかった」と話した。

 また苦しみ続けている打線は、佐野の一発で23イニングぶりの得点を奪ったが、その後はまた無得点。指揮官は「その後の追加点が…」と切り出し、「結果ホームランの2点でしたから」と悔しがった。

 何とか3連敗だけは阻止したい24日の同戦には、中5日で東を投入する。三浦監督は「何とかしないといけないんですけど。全員で必死にやっていくしかないです」と言葉を絞り出した。

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