土浦日大・小菅監督に数奇な運命?39年ぶり同じ日に“清原”と対決「感慨深い」取手二でPL学園と決勝で対戦

 練習を終えて取材に答える土浦日大の小菅勲監督
 夏の甲子園決勝の延長10回、取手二・中島に3ランを打たれ、ぼう然ととするPL学園・桑田(中央奥)=84年8月21日
 桑田、清原を擁する強豪・PL学園を下した取手二高ナイン(84年8月21日)
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 「全国高校野球選手権・準決勝」(21日、甲子園球場)

 初の4強入りを決めた土浦日大は20日、慶応との準決勝を前に西宮市内で約2時間、打撃練習を中心に調整した。小菅勲監督(56)は「(両校)どちらも勢いがある。後半勝負に持ち込めるように食らいつきたい」と青写真を描いた。

 1984年夏に取手二の三塁手として“KKコンビ”を擁するPL学園を破り、全国制覇した小菅監督。慶応にはその時のライバル、清原和博氏の次男、清原勝児内野手(2年)がおり、しかも、84年の決勝戦は8月21日と今回の準決勝と同じ日だった。

 運命的な“清原”との再対決。「明日は8月21日。同じグラウンドに清原君の息子と一緒に立てるのは感慨深いものがある」と同監督。今春の練習試合では、慶応の森林貴彦監督が勝児を呼んで対面し「お父さんと、39年前にやったんだよ」と告げたという。「ビックリしていた。私のことを誰だかわかってなかったんじゃないかな」と笑い飛ばし、代打起用されている勝児を「出てきてくれるのを楽しみにしている」と心待ちにしていた。

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