おかやま山陽の女子マネが甲子園の土集め ペットボトルへ懸命に最後まで さわやかな戦いぶりに球場全体が拍手
「全国高校野球選手権・準々決勝、神村学園6-0おかやま山陽」(19日、甲子園球場)
おかやま山陽は神村学園に敗れ、4強進出はならなかった。試合後、記録員としてベンチ入りしていた女子マネジャーの山口妃さん(3年)が最後まで懸命に甲子園の砂を集めた。選手と一緒に手を真っ黒に汚しながらペットボトルへ思い出の砂を移した。
序盤から緊迫した展開で、熾烈な投手戦となった。八回にミスから一挙5点を奪われてしまったが、最終回も懸命に走者を出すなど最後のアウトを奪われるまで懸命のプレーを続けた。
初戦から3試合連続で日大の系列校を撃破するなど、“日大キラー”として一躍注目を浴びたおかやま山陽。さわやかな戦い振りもファンの心をつかみ、グラウンドから去る際には球場全体から大きな拍手がわき起こっていた。




