専大松戸・持丸監督「6月から指先がしびれると」プロ注目・平野の登板回避を明かす「血行障害が」本人は涙で進学志望

 ブルペンに入る専大松戸・平野大地(撮影・石井剣太郎)
 試合に敗れ、落胆する専大松戸ナイン(撮影・石井剣太郎)
 9回、ファウルフライに倒れ、悔しそうな表情の専大松戸・平野大地(撮影・石井剣太郎)
3枚

 「全国高校野球選手権・3回戦、土浦日大10-6専大松戸」(16日、甲子園球場)

 プロ注目のエース・平野大地投手はマウンドに上がることなく、最後の夏を終えた。持丸修一監督は「試合で使える状態じゃなかった。指先がしびれるというのを6月から平野が言っていて、血行障害があるのかな」と明かした。

 異変発覚後から毎日のようにエースと指揮官は言葉をかわしてきた。「本人は肘から来ていると言っていた」と明かし、「俺もマウンドに上げたかった」と無念の思いをにじませた。

 最終回に代打に立たせたことは「記念じゃなく一発が出る子なので」と説明。無念の3回戦敗退となったが「エース不在の野球でここまで来るとは思っていなかった」と選手たちの頑張りをたたえていた。

 平野は涙をためこみながら「今の力では到底戦えないので、4年間力をつけて(プロへ)挑戦すると自分の中では考えている。甲子園はいいところでした。いずれプロに行けるなら、もう一度帰ってきたい場所でした」と進学する意向であることを明かした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス