サヨナラ負けの英明ナインは号泣 香川監督「私が焦ってしまった」ジグザグ継投も悔やむ「策に走ってしまったと反省が多い」

 智弁学園に敗れ、土を集める英明ナイン
 9回裏、1死満塁で下村(右)からマウンドを引き継ぐ英明・寿賀
 10回、智弁学園・谷口志琉のスクイズでサヨナラのホームインを許し、うなだれる英明・寿賀弘都(手前左)=撮影・中田匡峻
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 「全国高校野球選手権・1回戦、智弁学園7-6英明」(7日、甲子園球場)

 リードが6度も入れ替わるシーソーゲーム。香川・英明が延長10回タイブレークの末に悲運のサヨナラ負けを喫した。

 二転三転する序盤の展開から終盤はしのぎ合い。変則右腕の下山健太郎(3年)の後を受け、センターのポジションから4度もリリーフ登板した寿賀弘都(3年)は10回1死二、三塁で投前スクイズを処理し、懸命にグラブトスをしたが、間に合わず。最後の最後に力尽き、泣き崩れた。

 今春のセンバツでは智弁和歌山を破り、さらに系列校の智弁学園もあと一歩まで追い詰めた。チームは17安打を放ち、勝機は何度もあっただけに香川純平監督は「2点リードしてから次の1点をどうしても取りたかったが、私が焦ってしまった。継投はプラン通り。バッターを見て、うちのピッチャーとの相性を見て起用したが、そこもちょっと策に走ってしまったかなと、僕自身がすごく反省が多いです」と悔しさを押し殺した。

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