美輪明宏さん死去、91歳 「最後は『ありがとう』と…静かに目を閉じました」 直筆文「愛があれば戦争なんか起こりません」も公開
歌手で俳優の美輪明宏さんが20日午前9時30分、老衰のため亡くなった。91歳。所属事務所が28日、公式サイトで公表した。生前に「愛があれば戦争なんか起こりません」と本人がのこした直筆メッセージも公開した。
事務所によると、この1年は、高齢のため仕事をセーブし、体力の回復に努めていたという。約3カ月前に体調を崩し、自宅で静養していた。「最後は『ありがとう』と一言感謝の言葉を伝え、静かに目を閉じました」と最期の様子が伝えられた。
葬儀・告別式は本人の意向により、近親者のみで執り行った。都内での告別式では、美輪さんが好きだった黄色いバラを祭壇に飾り、棺にはファンからの手紙を納めたという。
また美輪さんが生前に記した「愛」の大切さを訴える直筆メッセージを公開。「世界各地で戦争や災害が起き、地震や洪水など大きな災害も後を絶ちません。そのたびに多くの尊い命が理不尽に奪われる悲しい世の中になってしまいました。日本国内でも闇バイト、通り魔、SNSによる誹謗中傷など、平気で人を殺めたり、傷付けたりする事件が増えているようです。美輪の願いは、この世からあらゆる差別、偏見をなくし、すべての人が平和で明るく楽しく生きていける共生社会の実現でした。その願いを込めたメッセージです。本人が常々口にしていた言葉です。」と最後にのこした美輪さんの思いを代弁した。
