オリックス 今季初1番・杉本が先頭打者弾 中嶋監督采配ズバリ!打線爆発20安打9得点
「北海道日本ハムファイターズ2-9オリックス・バファローズ」(30日、エスコンフィールド)
オリックス・中嶋監督の打順変更がスバリ的中した。今季初めて1番に起用した杉本が、先頭打者本塁打。カウント2-2からの6球目、ポンセが投じた外角147キロのカットボールを引っ張り、左翼席上段まで運んだ。
杉本の1番起用は昨年7月3日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来。やや調子を落とし、前日は先発を外れていたが、約1カ月ぶりの一発となった。「攻める気持ちを持ってほしい」という監督のメッセージが込められた起用に応え、「1番バッターでビックリしたんですけど、打ててよかったです。いろいろと考えていただいている」と感謝した。
この一発が起爆剤になった。20安打で9得点と打線が爆発。六回は紅林、七回には若月にも一発が飛び出す。“ナカジマジック”がさく裂し、中嶋監督は「これが何とか続いてくれるように願います」と冗談交じりに喜んだ。
チームは3連敗後の2連勝で7月を終え、月間戦績は12勝7敗。3・4月、5月、6月に続く勝ち越しとなった。





