ソフトバンク「鷹の祭典」11連敗でストップ 周東がサヨナラ打「全員で勝ち取れた」

 「福岡ソフトバンクホークス6-5千葉ロッテマリーンズ」(30日、ペイペイドーム)

 長い苦しみにようやく終止符が打たれた。延長十一回2死満塁。ソフトバンク・周東が沢村の直球を左前にはじき返すと、満員の本拠地が沸き立った。今季7度目のサヨナラ勝ち。歓喜の輪に包まれたヒーローは「1勝もできない『鷹の祭典』なんてあってはいけないと思った。全員で勝ち取れた」と喜びを爆発させた。

 今季8戦全敗、昨季から11連敗で迎えた恒例イベントの最終戦。勝利に向け、チーム一丸の執念を見せた。投手陣が四回から4イニング連続で失点を重ねたが、打線がカバー。九回に登板したオスナは志願の今季初の回またぎで2回を無失点に抑えた。「(オスナの)気持ちで流れが変わったかもしれない」と藤本監督。守護神の気迫がチームに勢いをもたらした。

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