ロッテ ドラ4高野がプロ初登板 2回無失点で上々デビュー 吉井監督「多分初めて見る人は捉えられない」

 「埼玉西武ライオンズ3-0千葉ロッテマリーンズ」(25日、ベルーナドーム)

 ロッテのドラフト4位・高野脩汰投手=日本通運=がプロ初の1軍昇格を果たし、即プロ初登板。七回からマウンドに立ち、2回無安打無失点の好投を披露した。

 体を大きく反らし上から投げ下ろす。左腕が遅れて出る独特な“高野投法”で打者を翻弄(ほんろう)した。まずは先頭・岸を遊飛。WBCにも出場した源田も、二ゴロに仕留めた。佐藤には四球を与えたが、マキノンは三直で無失点。上々のスタートだ。

 八回も続投。先頭・外崎から2者連続で空振り三振に斬ると、最後はペイトンを遊ゴロ。「ボール先行になってしまいましたが、落ち着いて1つ1つアウトを取ることができた。三振も取れて2イニング抑えられていい経験ができた」と充実の表情だ。

 関大時代の2020年、プロ志望届を提出するも指名漏れを経験した。それでもプロへの夢を追いかけ続け、日本通運で2年間の修行。昨年のドラフトで4位指名を受け、プロの道を走り出した。そしてこの日、1軍からお呼びがかかり初昇格。「足が震えるぐらい緊張しましたが、まずは無失点に抑えられて良かった」。デビュー戦を快投で飾った。

 吉井監督は「3点ビハインドだったので、敗戦処理というシチュエーションでもなかった。かなり緊張したと思うんですけど、うまくスタートが切れてよかった」と称賛。さらびは「独特なフォームからの投球なので、多分初めて見る人は捉えられない。これが何回りかして慣れられた時に、どうやって抑えていくかというのも見てみたい」と期待を込めた。

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