ロッテ・岡大海が32歳の誕生日に決勝タイムリー 「きょうは絶対いい日になると思った」
「ロッテ9-7楽天」(15日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの岡大海外野手が、32歳の誕生日に決めた。八回2死二、三塁から勝ち越しの2点適時三塁打。「チームとしても勢いがありましたし、勢いのまま打席に立った感じだと思います」。土壇場での一打で自らのバースデーを祝った。
4-7の八回。先頭・中村奨から四球と安打でつなぎ、ポランコの犠飛で1点。さらに粘る打線は、2死満塁から代打・角中が誘ったバッテリーミスなどで同点とした。なおも続いた2死二、三塁の勝ち越し機。“ヒロミナイト”の始まりだ。
夏の夜風が岡の背中を押す。安楽が投じた3球目を捉えた。133キロの変化球を中堅にはじき返し、勝ち越しの2点適時三塁打に。「きょうは絶対いい日になると思った。うれしい半面、ほっとした部分が出た」。快足を飛ばし三塁を踏むと、何度もガッツポーズ。いつもはあふれない感情が爆発した。
ロッテに入団して6年目。「まだまだこれから向上していかないといけないと思いますし、ロッテに貢献したい。ガツガツ行きたい気持ちもありますし、常にうまくなりたいという気持ちがある」。さらなる進化を誓った。