広陵がコールド発進 “広陵のボンズ”プロ注目の真鍋が2安打1打点「良い感じがある」

 「高校野球広島大会・2回戦、広陵9-0大竹」(14日、みよし運動公園野球場)

 鋭い打球が一、二塁間を抜けた。1-0の四回。先頭の広陵・真鍋慧内野手(3年)が右前へ運んだ。初回、敵失で先制するものの、その後は大竹・松島壮史投手(2年)の緩急を使った投球に苦しんでいた。チーム初安打。攻撃陣にスイッチを入れた。

 「先頭だったので、塁に出ようと思っていた。良かったです」

 真鍋の一打からこの回2得点。五回は自身の左前適時二塁打などで5点を奪った。2安打1打点。分岐点で役割を果たし、七回コールド発進につなげた。

 “広陵のボンズ”はプロ志望で高校通算61本塁打。この日は広島、中日、ロッテ、楽天のスカウトがスタンドから視線を送った。

 今春はスランプに陥り、バットを寝かせて構えたり、下半身への体重の乗せ方を変えたりするなどして克服に努めた。「良い感じがある」。厳しいマークをはねのける準備は整っている。5年ぶりの甲子園を目指す今夏。真鍋がチームの先頭を走る。

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