巨人 岡本和がいきなり先制満塁弾 中日先発・高橋宏は1死で降板 先頭打者の打球が左膝付近直撃

 1回、先制満塁本塁打を放った岡本和をベンチで迎える原監督(右から3人目)
 1回、左越えに満塁本塁打を放ち、ブリンソン(中)、丸(左)とタッチをかわす岡本和
 1回、岡本和が左越えに満塁本塁打を放つ
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 「中日-巨人」(5日、バンテリンドーム)

 巨人の岡本和真内野手が8戦ぶりの一発となる19号先制満塁弾を放った。「先制のチャンスだったので、なんとかランナーをかえしたいと思っていました。チャンスで打てて良かったです」と振り返った。

 巨人打線は初回から中日の先発・高橋宏を攻め立てた。初回の先頭・ブリンソンが強烈なピッチャー返しで出塁すると、次打者・丸は右前打、秋広は四球で無死満塁の好機を演出し、打席には岡本和。WBCでもチームメートだった高橋宏のスプリットを振り抜くと、打球は左翼席へ吸い込まれていった。

 これが岡本和自身6月23日・広島戦以来、8戦ぶりの一発。満塁本塁打は2020年8月1日・広島戦(東京ド)以来、約3年ぶりとなった。

 一方で先発の高橋宏は0回1/3で降板。初回先頭打者の打球が左足膝横付近を直撃するアクシデントに見舞われるも続投。しかし、岡本和に満塁弾を浴びて、いきなり4点を先制された。1死後、立浪監督がベンチから出て交代を告げると、場内は静寂に包まれた。

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