巨人・石川慎吾とロッテ・小沼健太のトレード成立 両軍の思惑一致 石川「寂しいですが、期待に応えられるよう」

 巨人の石川慎吾外野手(30)とロッテの小沼健太投手(25)のトレードが成立したことが3日、判明した。リリーフ強化を目指す巨人と、荻野など主力の外野手を欠くロッテの思惑が一致した。

 石川は、2011年のドラフト3位で日本ハムに入団。2017年からは巨人でプレーしていた。今季は1軍での出場はないものの、2軍では47試合に出場し、4本塁打、打率・358。打撃も好調で、打てる外野手としてロッテの戦力となりそうだ。巨人を通じ「ジャイアンツの7年間は本当に濃い時間でした」「チームメートと離れるのは寂しいですが、それは今日までにして、明日からはチャンスをいただいた千葉ロッテマリーンズの期待に応えられるように精一杯頑張ります」とコメントした。

 小沼は150キロ超えの直球と空振りの取れるフォークが武器。昨季は、イースタン・リーグで優秀選手賞を受賞し、今年は5月18日に今季初昇格。4試合に出場し防御率は9・00で、2軍では15試合に出場し、防御率は4・24の成績を残している。自己最速の更新と50試合登板を目標に掲げている。

 巨人での背番号は「92」に決定。ロッテを通じ「地元千葉のチームに入団をしてマリーンズのユニホームに袖を通してファンの皆様の応援を受けながらZOZOマリンスタジアムで投げることが出来て本当に幸せでした。自分が思い描いていたような結果を残すことが出来ず悔しいですが、新しいチームではストライクゾーンでどんどん勝負する自分の特徴を生かしたピッチングを行って一軍定着できるように頑張りたいと思います。千葉ロッテマリーンズファンの皆様、熱い応援、本当にありがとうございました」とコメントした。

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