オリックス・水本監督代行、23年は白星発進「一安心やね」 勝利球は「もらってないよ。関係ないもん(笑)」

 阪神に勝利し山本を迎える水本監督代行(左)=撮影・山口登
 ヒーローインタビューを終え、スタンドに向かって手を振る山本(撮影・高部洋祐)
 9回、大山の打球を中川圭が好捕する(撮影・坂部計介)
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 「阪神0-2オリックス」(13日、甲子園球場)

 オリックスが投手戦を制し、カード初戦を制した。首位のロッテとはゲーム差なしに再接近した。

 先発の山本は8回2安打無失点、11奪三振の力投で、阪神打線を完全に封じ込めた。水本監督代行は「本当にナイスピッチングです。いい投球やったと思うし、内容も良かったと思います」と褒めた。

 相手先発の村上も好投。少ないチャンスをものにした。「今日は投手戦になる予想もしていた。向こうも由伸の同級生ということでいいピッチングをされた。マーゴ(ゴンザレス)の本塁打も大きかった。走塁とか反省するところはいっぱいあるので、みんなで反省して臨みたい」と話した。

 この日は中嶋監督が体調不良となり、代行監督を務めた。昨年8月、中嶋監督の新型コロナウイルスの陽性判定を受けて、指揮を執って以来だ。昨季は山本で黒星スタートとなったが、今季は白星発進。「一安心やね」と笑みを浮かべたが、ウイニングボールは「もらってないよ。由伸に渡したよ。関係ないもん」と笑い飛ばしていた。

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