京都国際・杉原 9K初完封!176球も「余裕です」 10球団スカウト視察

 「春季高校野球近畿大会・1回戦、京都国際2-0近大付」(28日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 京都国際が近大付を下し、準決勝進出を決めた。プロ注目左腕・杉原望来投手(3年)が5安打9奪三振無失点の好投で、入学後初の完封勝利。10球団のスカウトが視察する前で、堂々と176球を投げ抜いた。

 「相手も良い投球をしていて、投手戦になると思ったのでギアを上げました。打たれる気はしなかったです。176球?まだ全然、余裕です」

 立ち上がりから粘った。初回は1死一、二塁。四回は1死満塁。六回には先頭に三塁打を許したが、ホームを踏ませなかった。

 昨夏の甲子園はベンチ入りしたものの、DeNAのドラフト4位・森下ら上級生に隠れて登板はなし。「甲子園で優勝するために京都国際に来た。近畿大会くらいでは絶対に負けられない」。まずは目の前の頂点をつかむ。

 ◆杉原 望来(すぎはら・みらい)2005年9月23日生まれの17歳。大阪府岸和田市出身。175センチ、71キロ。左投げ左打ち、投手。6歳から和泉北リトルリーグで野球を始め、中学では岸和田シニアに所属。京都国際では1年秋からベンチ入りし、2年秋から背番号1。最速143キロ。50メートル走6秒8、遠投100メートル。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス