阪神・村上の母校、智弁学園が7回コールド勝ちで決勝進出 同じ淡路島出身の中山が7回1失点と好投

 「春季高校野球奈良大会・準決勝、智弁学園8-1御所実」(9日、佐藤薬品スタジアム)

 智弁学園が御所実に七回コールド勝ちし、2年ぶり29度目の決勝進出を決めた。「4番・投手」で出場した中山優月(3年)が躍動。投げては7回4安打1失点、8奪三振と好投し、打っても、4打数1安打2打点とチームをけん引した。

 最速146キロ右腕。立ち上がりから力強い投球を見せた。初回、3者凡退に抑えると、二回は四球に味方の失策も絡んで無死一、二塁のピンチを背負ったが、後続を抑えて得点を与えなかった。三回に長短打で1点を失ったものの、その後は追加点を許さず。「押すところは押して、変化球でカウントは取れたんですけど、真っすぐが高かったでの、そこはなくしていきたい」と振り返った。

 同校OBの阪神・村上頌樹投手(24)とは、同じ兵庫県淡路島出身で同じ中学硬式チーム「ヤング淡路」に所属していた右腕。「中学の頃は憧れだったんですけど、追いつきたい存在」と先輩と同じ道を歩むことを目標とした。

 まずは、奈良の頂点へ。決勝戦はこの日の2試合目、橿原-天理の勝者と戦う。

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